高校生の頃に製作した50MHz SSBトランシーバです。
仕様は、50MHz(50.0-50.3MHz)、52MHz(52.0-52.3MHz)の切り替えで出力3Wです。
1970年代に製作したものですが、当時はVK(オーストラリア)やZL(ニュージーランド)のアマチュア局は、50MHzにTV放送があったために52MHzしか許可されていませんでした。日本で発売されていた、ポータブル機はもちろん50MHzのみでしたので、VKと交信するためには、高価な固定機を購入するか、自作するしかありませんでした。
本機で多くのVKと交信でき、他んもVK9Z,VK9W,P29,ZL,FK8,YJ8等とも交信できています。
本機は移動用として活躍。毎週末に大阪府茨木市の山から運用して1万局以上交信しています。
VFO BOXの内部(3SK22発振の5MHz台のVFOですが結構安定していました)
内部。IFは7.8MHzのCB用のクリスタルフィルタ使用。変調、復調はLM373を使用した。
固定運用時は4X150Aリニアと組み合わせて公称出力50W。
調整中のスナップ。懐かしいBCLラジオのスカイセンサー、TTLで自作した周波数カウンターが見えます。
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