ダイオード 低電力AM変調器
アマチュア無線を始めたのは、1970年代になります。その頃はまだ50MHzは結構AM局が出ておられましたが、開局はSSBでした。 その後、自作をするようになりましたが、AM局は殆ど聞くことがなくなりました。最近AM局が増えてきたということで、自作のエキサイタにAM変調器を追加してみました 1.構成 AMの低電力変調は、深い変調がかからないとよく聞いていました。真空管の終段変調も作ってみたいのですが、今後のお楽しみとして、まずは、SSBのリング変調器を使ってキャリア漏れを発生させることでどのようなAMがでるか実験してみました。 自作エキサイタは、500khz→7.8MHz→10.5MHz→50MHzと周波数が変換されていきます。ここでは10.5MHzでAM変調器を作ってみました。 製作は、シールドシャーシに部品を空中配線でつけました。水晶は3.5x3倍で10.5を発振しています
2.特性 SSB変調器と同じですので、良好な多信号特性が得られます。写真は2トーン入力のものです。 変調度は、キャリアレベルを適正に入れた後で適度にキャリア抑圧を行い、音声レベルがひずまないところに設定します。この調整が難しいです。キャリアレベルが低くても高くても変調が100パーセントかかりません。ダイオードの飽和レベルをみながら、結構長時間調整することになってしまいました。
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